エステティックとは、痩身や脱毛を始めとした、全身の美容術を言う。リラクゼーションを兼ねていることが多い。エステ(Esute・Esthete・esthete, aesthete)と略される。語源はasthetic(略字体ではaesthetic、アメリカ英語ではしばしばestheticと綴られる、「美学」の意)で、和製英語である。
日本国内においては、古くは明治時代より行われていた「美顔術」と呼ばれる女性向けのフェイシャルケアがエステの発端とされる。時代を通じて女性の美の追求は行われていたが、国民所得にゆとりができた1970年代から特に盛んになり、顔に留まらず、全身マッサージ、脱毛など様々な行為と同時に、美容に留まらずリラクゼーションも提供するエステティックという言葉が広がったと考えられる。
アロマ
アロマテラピーという言葉は、20世紀に入ってからフランスの科学者ルネ・モーリス・ガットフォセによって作られた造語で、アロマは芳香、テラピーは療法を意味するフランス語である。これを英語で発音するとアロマセラピーとなる。
芳香植物の利用は古代にさかのぼるが、精油の製法が確立したのは中世であり、アロマテラピーそのものが提唱されたのは20世紀に入ってからである。また日本への紹介は1980年代以降である。
リラクゼーション
リラクゼーション、正しくはリラクセーション (relaxation) は、リラックスすること。
交感神経の興奮が抑えられ、副交感神経の働きが優位になっている状態になること。緊張が解かれている状態。
人間を、上記のくつろいだ状態にする活動や行為。息抜き、休息。
転じて、気晴らし。レクリエーション、レジャー、娯楽など。
物理学で、原子等のエネルギーレベルが高い状態から低い状態に移ること。
音楽で、楽曲の進行中に、音楽的な緊張感をゆるめること。
緩和法 (リラクゼーション・テクニック) - 最適化問題で、条件を緩めて下限のあたりを付けること。
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